「ポイント運用 by 楽天PointClub」という投資体験できるサービスが開始されました
ずずずです。
楽天ポイントで投資信託商品に連動した運用が可能となりました。
その名も「ポイント運用 by 楽天PointClub」
本ポイント運用ですが、「投資体験」と記載があることに注目する点ではないでしょうか。
投資ではなく投資体験と言っているので投資を開始する1つのキッカケを促しているように見受けられます。
ポイントと投資連動だと「Stcok Point」「dポイント投資」などがありますね。
dポイント投資を少し調べてみましたが、今回、楽天が開始した「ポイント運用 by 楽天PointClub」が同じようなサービスかなぁ。と思いました。
では、内容を見ていきましょう。
概要
楽天通常ポイントを投資信託と連動させ、投資体験を行いながら損益を受けるサービスとなります。
選択出来るコースは2つ。
楽天証券口座の有無
不要です。
2つのコース
・アクティブコース(楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型))
アクティブコースは、日々の動きが大きく積極的な運用を目指すコースです。
楽天投信投資顧問(株)が運用する、日本を含む全世界の株式および投資適格債券に70:30の配分で分散投資する楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)の基準価額の値動きを原則反映することで、運用ポイント数が増減します。
・バランスコース(楽天・インデックス・バランス・ファンド(債券重視型))
バランスコースは、日々の動きが小さく安定的な運用を目指すコースです。
楽天投信投資顧問(株)が運用する、日本を含む全世界の株式および投資適格債券に30:70の配分で分散投資する、楽天・インデックス・バランス・ファンド(債券重視型)の基準価額の値動きを原則反映することで、運用ポイント数が増減します。
上記2つのファンドは ベンジャミン・グレアム氏の理論をもとに考えられた割合です。
バフェット氏の師匠である考えでもあるので確実な選択肢の1つとでも言えそうです。
下記、記事にも書いております。
手数料
なし。一切かかりません
利用可能なポイント
通常ポイントのみ運用が可能です。
※期間限定ポイントや他ポイントから交換した楽天ポイントは利用付加
運用するポイント
100ポイントから追加が可能であり、1ポイントずつ引き出すことが可能です。
上限ポイント
30,000ポイント
注意点
株投資では常識ですが、リスクがあります。
そのリスクとは元本割れすることを示してますが、ポイント投資体験でも投資信託商品と連動するため、ポイントが投資したポイントよりも減る可能性はあります。
例えば、500ポイント投資したら、600ポイントに増える可能性もありますし、450ポイントになる可能性もあります。
あくまでも投資におけるリスクと同じですね。
現金では怖いけどポイントならば。。。と言う方には開始しやすいのではないでしょうか。
疑問点
・課税は?
投資における課税は20.315%となりますが、ポイントを運用で利益が出た場合課税されるのか。が気になります。
HPを見ている限り、手数料は0となっているので恐らくないのでしょう。
dポイント投資についても、課税はなくポイント内での増減となっているので課税されていないようです。
楽天のポイント運用も同じだとは思っております。
最後に
楽天の余ったポイントがあれば、投資信託商品を購入するサービスが先日始まったばかりです。
通常ポイントでしか利用できないのはお決まりになってきましたが、ポイントで投資ではなく、ポイントを運用する時代にもなってきました。
もう少し、連動する投資信託商品が選択できると投資体験としても良いとも思いますがポイント運用を出来る限り負けないようにする選択をしたということでしょうか。
ポイント運用でも元本割れしたら嫌になりそうな気がしますが定着するのかどうか。とても気になるサービスです。
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